ドローダウン回復計算ツール
損失を出したあと、元に戻すために必要な利益は、必ず損失より大きくなります。どのくらい大きくなるか、そして回復にどれくらいかかるかを示します。
計算はお使いのブラウザー内で行われます。入力した内容が送信されたり保存されたりすることはありません。結果は情報提供のみを目的とした推定値であり、投資助言ではありません。
仕組み
下落をd(割合)とすると、元の金額の1 − dが残ります。1に戻すために必要な利益gは、(1 − d) × (1 + g) = 1 を満たすので、g = 1 ÷ (1 − d) − 1 = d ÷ (1 − d) です。年率リターンrで安定して増える場合、回復までの期間は ln(1 ÷ (1 − d)) ÷ ln(1 + r) 年です。どちらも手数料、税金、さらなる下落は考慮していません。
計算例
このページを開いたときの初期値は、ピーク時に10,000だった口座の50%の損失です。残りは5,000なので、10,000に戻すには5,000の利益が必要で、これは残った金額に対して+100%です。年率10%なら、7.3年かかります。20%の損失なら、必要なのは+25%だけで、年率8%なら2.9年です。
損失後に必要な利益率
| ピークからの損失 | 必要な利益率 | 年率10%での年数 | 年率20%での年数 |
|---|---|---|---|
| 10% | +11.1% | 1.1 | 0.6 |
| 20% | +25.0% | 2.3 | 1.2 |
| 30% | +42.9% | 3.7 | 2.0 |
| 40% | +66.7% | 5.4 | 2.8 |
| 50% | +100.0% | 7.3 | 3.8 |
| 60% | +150.0% | 9.6 | 5.0 |
| 70% | +233.3% | 12.6 | 6.6 |
| 80% | +400.0% | 16.9 | 8.8 |
| 90% | +900.0% | 24.2 | 12.6 |
下落が50%を超えると、必要な利益率は急激に膨らみます。90%の損失を取り戻すには+900%が必要です。最大下落の大きさがリターンと同じくらい重要なのは、このためです。下落を20%に抑えられれば回復に必要なのは+25%で、50%の下落なら+100%必要です。
よくある質問
損失を取り戻すのに、なぜ損失より大きな利益が必要なのですか?
利益率は、残っている金額を基準に測るためです。50%の損失を出すと手元の金額は半分になるので、元に戻すには倍にする必要があり、つまり100%の利益が必要です。
回復には実際どのくらいかかりますか?
表示している期間は、リターンが一定でさらなる下落がないと仮定したものなので、最良のケースとして見てください。実際のリターンにはムラがあります。私たちの4時間足のトレンドのルールは、9年間で見ると利益が出ていたのに、30日間の区間の46%では損失でした。詳しくはこちら。
早めに損切りすれば効果はありますか?
取り戻すべき利益率は小さくなりますが、代償もあります。私たちが行った、8,810組の対になったバックテストの調査では、エグジットルールを加えると年率リターンが上がったのは、6.8%の対だけでした。1時間足と4時間足では、5組のうち約4組で最大下落が浅くなりましたが、その代償として年率リターンが中央値で12〜13ポイント下がりました。損切りは役に立つのか?