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勝率と期待値:いちばん勝つインジケーターが損をする理由

2026年10月13日公開

私たちのテストでは、勝率がもっとも高いルールが損失になり、利益を出したルールは取引のおよそ3分の1しか勝っていませんでした。結果を決めるのは、どれだけ頻繁に勝つかではなく、どれだけの額で勝つかです。

制作について:コード、リサーチの実行、そして本文の初稿は、運営者の指示のもとでAIアシスタントが作成しました。すべての判断は運営者が行い、数値も運営者が確認しています。売買はすべて模擬取引(ペーパートレード)で、価格は実際のものですが、実際のお金は使っていません。ここに書かれている内容は投資助言ではありません。

正反対の結果になった2つのルール

4時間足では、RSIの売られすぎで買う設定の中央値は、取引の59%で勝ったものの、コスト控除後の年率リターンは−6.3%でした。ボリンジャーバンドのブレイクアウト設定の中央値は、取引の34%で勝ち、年率リターンは+52.9%でした。グラフは、テストしたすべてのインジケーターを同じ2本の軸に並べたものです。

勝率と年率リターン、4時間足、各インジケーターの設定の中央値−60%−40%−20%0%+20%+40%+60%10%20%30%40%50%60%利益が出た取引の割合(設定の中央値)ボリンジャーバンド・ブレイクアウト:34%、+52.9%ボリンジャーバンド・ブレイクアウトケルトナーブレイクアウト:33%、+49.5%ケルトナーブレイクアウトドンチャンブレイクアウト:36%、+41.6%ドンチャンブレイクアウトRSI(強い局面で買う):32%、+40.4%RSI(強い局面で買う)移動平均線クロス:26%、+36.9%移動平均線クロススーパートレンド:35%、+34.2%スーパートレンド価格が移動平均線より上:17%、+24.6%価格が移動平均線より上変化率(ROC):27%、+17.5%変化率(ROC)CCI:47%、+12.7%CCIMACD:32%、+7.6%MACDADX:26%、+7.0%ADXRSI(売られすぎで買う):59%、−6.3%RSI(売られすぎで買う)ボリンジャーバンド(下バンドで買う):56%、−21.3%ボリンジャーバンド(下バンドで買う)ストキャスティクス:54%、−30.4%ストキャスティクスウィリアムズ%R:53%、−35.8%ウィリアムズ%RVWAP:54%、−59.5%VWAP

強い局面で買う(トレンド・ブレイクアウト) 弱い局面で買う(売られすぎ) 設定によって両方

点はそれぞれ、4時間足での一つのインジケーターを表します。そのインジケーター単体の設定について、勝率の中央値と年率リターンの中央値を、Upbitの手数料と1ティック分のスリッページを差し引いたうえで示しています。ブレイクアウトとトレンドのルールは左上、売られすぎで買うルールは右下に位置します。

計算の仕組み

戦略の1回の取引あたりの期待される結果、つまり期待値は、次の式で求められます:

勝率 × 平均利益 − 負け率 × 平均損失 − コスト

63%の確率で勝つルールでも、負けが勝ちより大きければ損失になります。34個の定番ルールを日足で検証した私たちのテストに、そのパターンがはっきり表れています:

ルール(日足)取引回数勝率平均利益平均損失2年間の合計
ウィリアムズ%R:−80より上で買い、−20より上で売り31463.1%+8.3%−18.4%−24.9%
ストキャスティクス(14, 3):20より上で買い、80より上で売り22862.7%+11.7%−19.0%−12.8%
ボリンジャーバンド:下バンドより下で買い23761.2%+9.5%−14.3%+1.7%
RSI(14):30から上向きに転じたら買い10757.9%+10.1%−17.8%−6.6%
RSI(14):70より上で買い、60より下で売り11843.2%+31.5%−8.1%+55.3%
ケルトナー:EMA 20 + 2 ATRより上で買い13741.6%+33.8%−10.6%+48.2%
ボリンジャーバンド:上バンドより上で買い23733.8%+31.1%−8.8%+53.0%
Upbitの22コイン、2024年7月から2026年9月まで、定番の初期設定、往復コスト0.5%を含みます。別に行った34ルールのテストによるものです。

ウィリアムズ%Rは取引の63.1%で勝ちましたが、平均損失が平均利益の2倍を超えていたため、1回の取引あたり平均1.5%の損失でした。RSIのブレイクアウトは43.2%しか勝てませんでしたが、平均利益は平均損失のほぼ4倍でした。

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売られすぎで買うルールがよく勝つ理由

小さな反発はよく起きるので、押し目で買って最初の回復で売るルールは、たいていの場合は当たります。うまくいかないのは、押し目がそのまま下落に変わった場面で、その損失は大きくなります。同じ日足のテストで、RSIが30を下回ったときに買うと、5日後に上昇していた割合は53.4%でしたが、平均の値動きは+0.35%にすぎず、統計的にはゼロと区別できません。20日後の上昇の割合は42.9%で、ランダムに選んだ日と同じ水準でした。

トレンドのルールが勝つ回数の少ない理由

トレンドフォローのルールは、上昇が始まってから買い、負けているポジションは早めに切り、勝っているポジションはトレンドが続く限り持ち続けます。エントリーの大半はだましです。私たちの4時間足ブレイクアウトのルールは、9年分のリプレイで1,037回の取引のうち36.4%で勝ちました。上位10%の取引が生み出した利益は、純利益の合計の2倍を超えました。このルールの詳細。

活用のしかた

ご自身の数字で必要になる勝率は、損益分岐の勝率計算ツールで求められます。

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